2007年8月20日月曜日

ニュージーランドのクイーンズタウン旅行記

 週末クイーンズタウンに旅行に行ってきました。 走行距離1600キロに及ぶバスでの移動。 どこまでもつづく道路。何度もバスはパンクし、クイーンズタウンに到着してもロッジなため 自分達で自炊をし、朝から眠い目をこすりながらのバンジージャンプ。 決して快適とは言えない旅でしたが最高の思い出ができました。苦労して着いた場所には人の手が付けられてない雄大な景色が存在してました。

 金曜日の早朝の朝靄の中出発。天候はあいにくの曇り空。
まず始めに着いたのはテカポ湖。湖がターコイズブルーでまるで絵本から飛び出したような景色が広がっていました。


クイーンズタウンに着いたのが午後4時。 皆が国々の料理を作り他所って食べました。自分達はハヤシライスを作りました。 特に美味しかったのがチリ人の友達が作ったタコスが本当に美味しかった。

次の日、韓国人3人の友達と自分でミルフォードサウンドへ。
ミルフォードサウンドはフィヨルドランド国立公園の一角にありユネスコ世界遺産に指定され 、しばしばニュージーランドを紹介する写真で出てくる雄大な写真の多くがこの場所でとられている。

バスでは皆とてもフレンドリーで簡単な自己紹介から始まり、
途中何度もパンクがおこりしばし休憩。

しだいに山が近づき深いブナの森林に囲まれ"山が消えてく道 Avenue of Disappearing Mountains" と呼ばれる山岳走路に入る。森を抜けるとそこには"ミラー湖 Mirrow Lakes"があらわれる。 その名のとおり鏡のように反射して綺麗な上下対称な景色があらわれる。
そこから次第に切り立った岩盤があらわれミルフォードに到着。 そこで昼ごはん。友達が自分のためにキムチチャーハンを作ってくれたのにはとても驚いた。感謝!船が出港するまでしばしキムチチャーハンを舌鼓。

そこからミルフォードサウンドクルーズへ。 うまく表現できないがどこを切り取っても絵はがき状態。 そこには雄大な景色が広がり言葉を失いました。


バスでクイーンズタウンに到着したのが夜の9時。 そこからクイーンズタウンでも有名なアイスバーへ。 -8℃の中、氷のグラスでお酒を飲みました。

ロッジに着いたときにテーブルの上に

「パンがないならカレーをお食べ!」

と書かれた紙とカレーが置いてありました。
全くみんな優しくてやんなっちゃいます(泣)

次の朝、目を覚ましたらいきなりバスに乗せられ手に自分の体重を書かれ 気が付いたら橋の上に立っていました。





ちょ ちょ ちょ っと



・・・時間ないのわかるけど心の準備が




5・4・3・2・1 Go!!!



そのままダイブ。



あれ?



楽しいぞ。これ。
気が付いた頃には終わっていました。


まぁやることに意味があるんだなと思った。 ゆっくりバスで夕焼けを眺めながら帰宅。 本当に素晴らしい旅だった。 自然の雄大さ。人々の優しさ。料理の美味しさ。 鼻唄を口ずさみながら、 窓からの吹き込む風が気持ちよくて どこにでも行けそうな気がして…。

中田英寿は人生を旅に例えるが
なんとなくわかるような気がする。

人々の出会いと別れ、天候や地形の違いでそこで育まれた文化と価値観 。傾斜もあれば平坦道もあり、少し休憩すればまた走りだす。

次はどこへ行こうか?もう一人の僕が尋ねる。
とりあえず明日の宿題から片付けよう!僕は応えた。

BGM:Big Yellow Taxi ずっとバスの中で歌ってた曲。 

いつもありがとうございます。

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